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ハードウェアエンジニアの備忘録

電子工学(半導体物性)→応用光学・半導体プロセス→アナログ回路→C/C++→C#/.NETと低レイヤーから順調に(?)キャリアを登ってきているハードウェアエンジニアの備忘録。ブログ開始時点でiOSやサーバーサイドはほぼ素人です。IoTがマイブーム。

企業価値評価 バリュエーションの理論と実践 を買った【目次編】

最近、本業で新規事業検討をやっていることもあり、DCFによる企業価値・事業価値評価などに興味が出てきた。そこで、企業価値評価の良書と言われている、企業価値評価 バリュエーションの理論と実践 第6版を買ってみた。なお、本書は上下巻に別れており、内容に関しては以下の目次を参考にしてほしい。

企業価値評価 第6版[上]―――バリュエーションの理論と実践

企業価値評価 第6版[上]―――バリュエーションの理論と実践

企業価値評価 第6版[下]―――バリュエーションの理論と実践

企業価値評価 第6版[下]―――バリュエーションの理論と実践

目次

意外に目次が細かくWeb上に載っていないので、上巻、下巻どちらを買えば良いのかわからない人もいると思う。以下に上下巻の目次を記す。

上巻

  • 第1章 なぜ、企業価値か?
    • 1 株主価値創造とは何か
    • 2 ステークホルダーの利害は一致させられるか?
    • 3 株主資本主義はすべての社会的問題を解決できない
    • 4 価値創造の原則を忘れることの危険性
    • 5 根強い短期志向
    • 6 本書について
  • 第2章 価値創造の基本原則
    • 1 成長率、ROIC、キャッシュフローの関係
    • 2 価値創造におけるROICと成長率のバランス
    • 3 現実化での実証例
    • 4 経営に対する意味合い
    • 5 ROICと規模を含有したエコノミック・プロフィット
    • 6 価値創造の数理
  • 第3章 企業価値不変の法則とリスクの役割
  • 第4章 株式市場の魔力
    • 1 なぜ投資家の期待には際限がないのか
    • 2 期待との際限なき戦いの実例
    • 3 株主に対する総リターンの要因分析
    • 4 株主からの期待を理解する
    • 5 経営への意味合い
  • 第5章 市場はすべて織り込み済み
  • 第6章 投下資産収益率(ROIC)
    • 1 ROICを高めるドライバ
    • 2 競争優位性を築く要素
    • 3 ROICの持続性
    • 4 ROICに関する実証的分析
  • 第7章 成長とは何か
    • 1 売上成長のドライバ
    • 2 成長と企業価値創造
    • 3 なぜ成長を持続させるのは難しいのか
    • 4 企業の成長に関する実証分析
  • 第8章 企業価値評価のフレームワーク
    • 1 エンタプライズDCF法
    • 2 エコノミック・プロフィット法
    • 3 アジャスティッド・プレゼント・バリュー(APV)法
    • 4 資本キャッシュフロー
    • 5 エクイティ・キャッシュフロー
    • 6 DCF法を用いたその他のアプローチ
    • 7 その他の企業価値評価手法
  • 第9章 財務諸表の組み替え
    • 1 財務諸表の組み替え:基本的な概念
    • 2 財務諸表の組み替え:実践編
    • 3 専門性の高い課題
  • 第10章 業績の分析
    • 1 投下資産収益率(ROIC)の分析
    • 2 売上高成長率の分析
    • 3 信用力と資本構成
    • 4 業績分析にあたって考慮すべきこと
  • 第11章 将来の業績予測
    • 1 将来予測の期間と詳細
    • 2 良い企業価値評価モデルを作るための条件
    • 3 将来予測の構造
    • 4 補足事項
  • 第12章 継続価値の算定
    • 1 DCF法での継続価値算定式
    • 2 エコノミック・プロフィット法での継続価値算定式
    • 3 継続価値の解釈をめぐる問題
    • 4 陥りやすい誤り
    • 5 他のアプローチの評価
    • 6 より高度な継続価値の算定法
  • 第13章 資本コストの推定
    • 1 WACC
    • 2 株主資本コスト
    • 3 税引後有利子負債コストの推計
    • 4 目標とする資本構成を基に資本コストを推定
    • 5 複雑な資本構成
  • 第14章 企業価値から1株あたりの価値へ
    • 1 非事業用資産の評価
    • 2 有利子負債および有利子負債同等物の評価
    • 3 ハイブリッド証券と非支配持分の評価
    • 4 1株あたり価値の算定
  • 第15章 算定結果の分析
    • 1 モデルの検証
    • 2 感度分析
    • 3 シナリオの作成
    • 4 企業価値評価の妙味
  • 第16章 マルチプル法の活用法と注意点
    • 1 複数事業を保有する企業は各事業部門の合計として評価する
    • 2 将来の業績予想を用いる
    • 3 経験豊かな実務家が使うマルチプル
    • 4 NOPLATとEBITA
    • 5 非事業項目の調整
    • 6 適切な類似企業グループを使用する
    • 7 代替的なマルチプル
  • 第17章 事業単位ごとの企業価値評価
    • 1 事業単位ごとの企業価値評価:手順と洞察
  • 資料編
    • 参考資料A エコノミック・プロフィットとキャッシュフローの等価性
    • 参考資料B フリー・キャッシュフロー、WACC、APVの算出
    • 参考資料C 株主資本コストの算出
    • 参考資料D レバレッジとP/E
    • 参考資料E 資本構成に関するその他の問題
    • 参考資料F マーケット・リスクプレミアムの推定に関するテクニカルな問題

下巻

  • 第18章 税金と企業価値評価
    • 1 組み替えられた損益計算書における事業にかかる税金費用
    • 2 現金ベースの税金費用の算出方法
    • 3 組み替えられた貸借対照表における繰延税金
    • 4 繰延税金の価値評価
  • 第19章 営業外損益、引当金および準備金
    • 1 営業外費用および一時的費用
    • 2 引当金と準備金
  • 第20章 リースおよび退職給付債務
  • 第21章 資産収益率を測定する別の方法
    • 1 価値に基づく資本収益率:ROICとCFROI
    • 2 費用計上した投資の資産計上
    • 3 ビジネスに必要な資本が皆無に近い場合
  • 第22章 インフレーション下の企業価値評価
    • 1 インフレの結果、価値創造が減少する
    • 2 高インフレの過去分析
    • 3 実質ベースと名目ベースでの財務予測
  • 第23章 クロスボーダーの企業価値評価
  • 第24章 ケース・スタディ:ハイネケン
    • 1 ビール業界の動向
    • 2 財務諸表の再構成
    • 3 過去の業績の分析
    • 4 将来の業績予測
    • 5 資本コストの推定
    • 6 継続価値の算定
    • 7 算定結果の解釈
  • 第25章 事業ポートフォリオ戦略と価値創造
    • 1 ベスト・オーナーに求められる要件
    • 2 ベスト・オーナーのライフサイクル
    • 3 ダイナミックに変遷していく事業ポートフォリオ
    • 4 多角化の神話
    • 5 事業ポートフォリオの構築
  • 第26章 価値創造のための業績管理
    • 1 適正な粒度の採用
    • 2 適正な価値評価指標の選定
    • 3 価値評価指標の組織的な運用
  • 第27章 M&Aによる価値創造
    • 1 価値創造のフレームワーク
    • 2 実証研究の結果
    • 3 M&Aによる価値創造の型
    • 4 より高度なM&A戦略
    • 5 事業オペレーション改善効果の試算
    • 6 買収対価:現金か株式か?
    • 7 会計上の増益ではなく、価値創造に注力
    • 8 成功している買い手の特徴
  • 第28章 事業売却を通じた価値創造
    • 1 事業売却による価値創造
    • 2 なぜ経営者は事業売却をためらうのか
    • 3 事業売却によって生み出される価値の算定
    • 4 事業売却の形態の決定
  • 第29章 資本構成、配当、自社株買い
    • 1 実践的なフレームワーク
    • 2 目標となる資本構成の設定
    • 3 還元と資金調達の決定
    • 4 ファイナンシャル・エンジニアリングによる価値の創造
    • 5 資本構成の検討事例
  • 第30章 インベスター・リレーションズ(IR)
    • 1 IR活動の目的
    • 2 本質的な価値vs市場価値
    • 3 どの投資家が重要か?
    • 4 投資家に耳を傾ける
    • 5 業績のコンセンサス予想を達成する
  • 第31章 新興国市場での企業価値評価
    • 1 過去の業績分析
    • 2 キャッシュフロー予測
    • 3 カントリーリスクのシナリオ別DCF評価法への反映
    • 4 新興国市場での資本コストの推計
    • 5 結果の算定と解釈
  • 第32章 高成長企業の価値評価
    • 1 高成長企業の価値評価プロセス
  • 第33章 シクリカルな企業の価値評価
    • 1 株価の推移
    • 2 シクリカルな企業の価値評価アプローチ
  • 第34章 銀行の企業価値評価
  • 第35章 経営の自由度
    • 1 不確実性、自由度、そして価値
    • 2 自由度の管理
    • 3 自由度を価値評価する方法
    • 4 自由度の価値評価の4つのプロセス
    • 5 リアル・オプション法とディシジョン・ツリー法:数値計算

以上が上下巻の目次で、第1章から第7章までが原理編、第8章から第17章までが実践編、第18章から第24章までが上級編、第25章から第30章までが管理編、第31章から第35章までが応用編となっている。